『メタルヘッド』

そろそろ疲れてきましたが、最後なので頑張って書きます。


この作品は『七つまでは神のうち』の後に立て続けで観ました。


よくわからんメタルっぽい奴(ヘッシャー)がいきなりでてきてめちゃくちゃにしていく、みたいなある種の動物?ペット系?映画かと思ってました。

しかし観続けていくにつれ、あまり派手にめちゃくちゃな事をしない。(人んちにもぐりこんで荒らしてプール入るぐらい?)

もっとコメディタッチで、ハチャメチャな感じだと思ってたんですがちょっと違う感じの作品だと感じ「つまんないなー」と思っていました。


しかし、終盤の主人公の子供(TJ)があるものに執着し続けている理由がわかってそこから評価がガラッと変わりました。


500日のサマー、インセプションジョセフ・ゴードン=レヴィット(『G.Iジョー』にも出てましたね)や
ブラックスワンナタリー・ポートマンが出てる事で派手な映画かと思わせて、
実は凄く素朴な少年成長映画でした。


僕、結構こういう映画に弱いかもしれないです。

糞甘やかされて、糞チキンだけど、それでも自分なりに見栄張って強がってる姿に感情移入したのかもしれません。
このTJ役の子もなかなか良い子役でしたね。幼い顔でマザコンっぽくて垢ぬけない上にわからず屋、でも根は優しい子って感じで。


映画によって全然違うジョセフ(以下略)や、エレンペイジ並の地味カワだったナタポーも良かったんですが、
この子役のデヴィン・プロシューっていう子が光ってました。

あと、ずっと思ってたんですが、やっぱり父親役の髭面デブは『スーパー!』にも出てるレイン・ウィルソンだそうで。


早く『スーパー!』観たいなぁ。


あとこの映画もちょっと寝ました(笑)。京都みなみ会館のいす、気持ち良過ぎ。


総評すると、派手じゃないし癖のある映画だけど個人的には結構好きでした。