『10人の泥棒たち』


(銭形警部みたいなこと言うなー!)


感想:長い!!


いや、そこかいって思われるでしょうけど、率直に思っちゃったんですよ。思っちゃったんだからしょうがない。

まずなんで観に行こうかと思ったのかと言うと、恐らく皆さんと同じでしょうが
この映画の吹き替えが新作アニメでもあり得ない位豪華だからなんですよ。

ではどれ位豪華か。それはこちらをご覧ください。
http://10dorobo.jp/voice.html


なんですか?この木曜洋画劇場日曜洋画劇場みたいなキャスティングは。

これで大塚明夫さんがいたら一部の声優オタが昂り過ぎて死んでしまう所でしたね。危ない所でした。(なにがだ)


とりあえずこんなキャストだって知ったら摩擦で足が無くなる勢いで走って劇場に駆け込むじゃないですか。
だから行ったんですけど、結果的に長かったです。(二回目)

すいません、久しぶりに映画の感想を書くんで、ちょっと浮ついています。ご了承ください。


いや真面目に感想を書くとですね、ぶっちゃけアジア版の『オーシャンズ11』的なものを想像して期待したわけですよ。
前情報をほとんど入れてなくて、始まったら「「韓国チーム」と「香港チーム」が合同で宝石を強奪するって!?盛り上がる要素しかねぇな!」って思ってたんですけど、
結構心理戦とか騙し騙されみたいな方がメインで「あぁ〜〜・・・んんんん〜・・・?」みたいな感じになっちゃったってことなんです。


簡単に言うと「仲が悪いチームが色々あって、でも結果的に凄い一つになって大成功!」みたいな物じゃなくて
「男と女。色々あんね・・・。(小刻みに頷きながら)」みたいな感じでした。

それにしても長かったんですけど、でも良いんです。
サイモン・ヤムの吹き替えを石塚運昇さんで観れただけで良いんです。
それだけで良いのに「10年間ご無沙汰なの・・・」と恥じらう中年小太りおばさんに対してのサイモン・ヤムの役のセリフが「10年分楽しもう」って言うんですけど、
もう、そこで僕は精神的な絶頂を迎えました。
セクシー過ぎました。ありがとうございます。


そのセリフが聞けただけでも観て良かったです。
(他の声優陣の方々も良かったです。流石!)


もう公開終わってますけど多分、TSUTAYAが協賛で出てたので「この作品はTSUTAYAだけ!」みたいな感じでDVDになると思うのでそっちで観ていただきたいですね。
それくらいのテンションで観ると丁度良いかもしれません。


〜補足など〜
・それでもトリックとかどんでん返しみたいなやつは酷かったな!
・一応今回は吹き替え版での感想だけど、字幕版だともっとモヤモヤして帰ってただろうな・・・
・ホントは『しわ』を先に観ようと思ったんだけど完全に遅刻した・・・大阪怖い!
・出来れば次はドニー・イェンが出る映画みたいなテンションの映画で今回みたいな吹き替えキャスティングをしていただきたい