『しわ』



(『RED』みたいな話じゃないです)


最初に知ってのはゼミの先生に「面白い漫画ありますか?」と聞いたらこの作品を教えて下さったのがきっかけだったんですが、
結局読む機会の無いままでいてたらアニメ映画になって公開されているということを知り、物凄く心を打たれる作品なんだろうと思って観に行きました。


最初に書いておかなければならないのは、本当は一番最初の回を観ようと思っていたのが、
遅刻したことで全部のスケジュールが崩れて結局観るのは夜に観ることになってしまいました。


・・・つまり相当眠くて、所々寝てしまったのでまともな感想では無いという事です・・・。申し訳ありません。



相当構えてというか、ゴリゴリに俺の心を潰しに来るのかと思っていたら、意外と(僕個人的には)普通でした。
恐らくですけど、スペイン語?のスピードが速いのと、結構色んな人のエピソードが入っている為テンポが速いのもあると思います。

なので、漫画の原作の『皺』だと自分のペースで読めますし、一つのシーンやコマもじっくり見ることで深みが出てくると思うんですけどね。

あとは悲観的というわけでは無いですが、「誰しもこうなる」という雰囲気を作品から感じたのですが、
僕自身の経験や、身の回りの人達、また介護に関してはソフトにソフトにという方向ではなく、
徐々にハードにすることで自らの力を付けて貰うという(理想としては介護の必要を無くせる様にする)前向きな活動も最近知ったということもあり、
僕自身はそこまででしたが、確かに観る時期や経験によれば心に突き刺さる作品だなと思いました。
後は介護経験があるかないかで大きく感想は違うでしょうね。

あと途中の脱走ドライブは『クラウド・アトラス』の老人ホーム脱獄のシーンを思い出しました。


いつだって眼前にある、人の老いというものの残酷さや恐ろしさ、「生きてしまう」ということの辛さやどうしようも無さは
当事者ではないので全てはわかってはいませんが、色んな所で目にする度に少しは感じています。

しかしそのことをどのようなアプローチで作品に盛り込むか、という点で監督(もしくは原作者)の感覚とは少し違ったのかもしれませんね。



もちろん、この作品のファンの方や、観て様々な感情が込み上げ感動された方も多くいらっしゃると思うので、
この作品に関して無下に扱うつもりは一切ありませんし、出来るだけ伝わる様に書いているつもりですが気分を害された方がいれば申し訳ないです。

こればっかりは好みと感覚と経験の問題なのでこれ以上は書くことが無いのも事実なんですが・・・。


いつかもう一度出会うと違った感覚や視点で観れるのかも知れません。


〜補足など〜
・強いて言うとするならば、あれだけどこか偏った性格のキャラクターが多いのだから、「どうしようもなく人が良いじいさん」とかもいても良かったんじゃないかと思った
・それは感情移入しやすいからでは無く、「そういう人もいる」という理由で
・まるで絶望と諦めしかない(多少の希望も示されるが)様な感じが受け入れられなかったのかも知れない
・「それが現実」と言われればそこで終わってしまうけど、こういったテーマの作品は特に「明日から希望を持てる」様な作品にこそ拍手を送りたいという考えがあるから
・凄く真面目に書いてしまったけどそうするしかない作品だったな



あ〜あ、なんか感想読んでテンション下がっちゃったな・・・っていうそこの人!!
安心して下さい!!!次は『ワイルド・スピード EURO MISSION』の感想ですよ〜〜〜〜〜!!!(またいつ書くかわからないけど)
ニトロ全開で書くのでスキンヘッド磨いて待ってて下さい!!


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