『バニー・レークは行方不明』


(私のバニーちゃんはどこ!?)

先に書いておきますが、僕は英語は全っ然ダメで、喋れるどころかリスニングとか読むのも全然ダメです。
なので内容が所々間違っているかもしれませんがご了承ください・・・。


新しい部屋に引っ越してきたシングルマザーのアンさんの娘、バニーちゃんが預けたはずの保育園から消え、それどころか家にあったバニーちゃんの物も忽然となくなっており、
周りにはそもそもバニーちゃんなんていなかったんや!!と言われる始末・・・果たしてバニーちゃんは本当にいるんでしょうか・・・?


というあらすじ!!ほらー興味沸いてきたでしょう!?


町山さんはこの映画の紹介の時に『フライトプラン』や『フォーガットン』を並べて挙げられているのですが、(僕はどちらも未見)
要はそういった「娘いなくなった・・・ってそもそもいないんじゃね?」系の映画なんですが、
結論から言うと先にオチをポッドキャストで聴いて知っていても凄く面白かったです!


何が凄いって後半のとあるキャラクターの不気味さ、恐ろしさに「ヒィィィー!!」となりました。(マジで)
先にも書きましたが僕は英語がからっきしなんで中盤の主人公アンさんと保育園の先生や警察とのやりとりはちょっとかったるかったんですが(笑)、
終盤のそのシーンは1966年のものとは思えない位新鮮な怖さを感じさせてくれました。


この映画だけはネタバレしたくないんで、核心に迫ることは書きませんが、

新しい家に自分一人で引っ越してきて、娘が保育園から消えて、引っ越しの荷物の中から娘の物が全部消えている。
ただでさえ新しい土地で娘と二人生活するというだけでも心細いのに、娘が消え、自分の精神おかしいんじゃないかとまで疑われる、
その心境を想像しつつ観ると物凄く感情移入してしまうと共に、観ていて頭がラクしてきます・・・。


全然話は違いますが、主観が信用出来ないんじゃないか?という点は『ブラック・スワン』にも通ずるラクラ感!

後半は後半で、ある衝撃の事実を知りうろたえるアンさんと、それでも冷静を保とうとするアンさんのハラハラ感が画面を通じて伝わってきました!



DVDとそれを再生するデッキを用意するのはなかなか熱が無ければ出来ないですが、
もしどこかで観るチャンスがあれば、是非!(その時は日本語字幕があればよりイイネ!)


〜補足など〜
・上に載せたダイジェスト動画にもありますがしょっぱな映画が始まる時の紙を破いていく感じの演出がもう既に良いじゃないですか!!
シャレオツ!オツがレーシャー!!(興奮)
・白黒の映画なんだけど、『アーティスト』みたいにわざと白黒にしてんじゃねーかと思うくらい見劣りしませんでしたよー。
・あーもう散々色んな人に語られてる映画っぽいから感想書くの難しかったわー。ほんと難しかったわー。(言い訳)