『クラウド アトラス』

ヤマザキパンのケーキドーナツおいしー。


あ、どうも。4月19日です。


これから観てから時間が経って「スイマセンスイマセン」と言うのもあれなんで、
色んな方法でごまかして行きたいと思いますのでよろしくお願いします。(何をだ)


MOVIX京都で観ました。




(ペ・ドゥナが西洋人!?・・・いやこれアバターか)


奥さんが女王様だったり、性転換したりなかなか話題を欠かない姉と、スキンヘッドの財津一郎さんみたいな弟の
ウォシャウスキー姉弟ですが、『スピードレーサー』以来の監督作ということで久しぶりだなーという感じです。
マトリックス』のお陰で知名度は高いんですけど、意外と寡作ですよね。
『スピードレーサー』は観てませんが『Vフォー・ヴェンデッタ』(脚本・製作)は面白かったです。

えー・・・あとはよくわかんないです。

(『ニンジャ・アサシン』とか関わってんのね〜・・・)



で!久々に登場〜〜からの〜〜〜?上映時間172分!!
という「もうちょっと時間短くして作品数を増やすっていうのはできませんかね・・・?」という気持ちを抱いた人は俺だけじゃないはず!



そろそろ本題に入っていきますが、でもね、本作に関しては長かったのは仕方ないかなーとも思います。
6本の短編を1本にしたようなものなんだけど、それじゃ余計分けた方が良いじゃんってことになりそうなんですが、
1つのメッセージを表すには、そしてそのメッセージに重みを持たせるためには6つの物語が必要だったと思いますよ。


メインの1つのメッセージの方にも各エピソードの悲喜交々や、本来の尺の映画だと要らない(時間の都合で省かなければいけない)ような部分も
色んなことが含まれてて良かったです。

本当に色んなことが含まれている映画だったので、流石にこれはこういうメッセージの映画!っていうのはまとめられないけど、
中でも特に響いたのは、本編で「大海の一滴」とも表現されてたように、「それがどんなに無謀なことだとしても、行動を起こした時点で意味がいる」という
メッセージは当たり前かも知れないけど新鮮で、そう思えたのは6つの物語があったからこそだと思います。
6つの物語というフィルターを通して、海水がろ過され飲み水になるように最後に残ったのは純粋なメッセージでした。
そういう意味では「必要な無駄」だったのかもしれません。


ただ色々突っ込み所がある映画ではありますよ?無理矢理外見を西洋人を東洋人に、東洋人を西洋人にしてる所とか、
それが全然成功してない所とかトム・ハンクスの演技とか、トム・ハンクスの黒人風の役とか、
「そもそもネオソウルってどういうことだよ」とか、そんな無理矢理全員を全部に出させる必要あるのかとか、ありますよ。


ただ僕は上に書いた理由と、ペ・ドゥナの可愛さと、ちょっとやり過ぎなレベルの凄惨な工場シーンが観れたことで大満足です。

ちゃんとああいう必要以上に神経を逆撫でするシーンを入れる辺りに悔しいかな親指を立ててしまう自分がいるんですよね・・・。


やっぱりウォシャウスキー姉弟は勝手に作り上げた近未来モノを撮るべきですよ!!
最近というか今気付いたんですが、僕は「間違った○○」みたいなのが好きなのかも知れません。
今回みたいな「間違った近未来(韓国)」や、先日の「間違ったKYOTO」の『キャビン』、
昔だと「間違ったNIHON」の『バベル』みたいなの、好きです。

『バベル』のTOKYOの街で藤井隆の「OH MY JULIET!」がかかる所なんか最高ですよ!
藤井隆好きの僕からしたら「OH MY JULIET!」のPVなんじゃないかと思う位、曲の世界観の方に寄せてしまっている・・・『バベル』最高!
(作品のメッセージ自体はよくわからんかったけど)



・・・話が逸れましたが、ウォシャウスキー姉弟はどうやったっておかしな映画しか撮れないんだから、もっとおかしなものを頻繁に出していただきたい!!



〜補足など〜
ペ・ドゥナが出てればもう何でも良い(横暴)
トム・ハンクス好きだったはずなのになぁ・・・
・そういえばウィショーのケツ・・・
クラウド アトラス六重奏、凄く良かったんだけど曲を最後に関連付けて欲しかったかなー
・というか無理矢理色んな役で俳優を出演させるより、曲をもっとちゃんと全部に・・・
・共同監督のトム・ティクヴァさんの『ラン・ローラ・ラン』は観てないけどサイモン・ペグの出てる『ラン・ファット・ボーイ・ラン』は好き!



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