『風立ちぬ』

約半年前に観た映画の感想を書きます!!(本日11月24日)

ムービックス京都で観ました。




(かっぜ立ちぬ〜いーまーはー秋!!もう秋!!)



さて、もう相当ほとぼりも冷めた頃ですが、僕は観た後すぐも、今も、はっきり言ってこの映画は好きじゃなかったです。
それでなーんで面白く感じなかったのかな〜って思ってたんですけど、なんとなくわかったような気がしたのでまとめてみたいと思います。

(ふざけて書くので怒らないで下さい。)



映画ボンクラが『風立ちぬ』を好きじゃない理由(ワケ)




1.物が爆発しない

この映画、戦闘機は何回も出てくるんですが全然爆発しないんですよ!!
一回だけ飛行テストのシーンで不時着する所みたいなのがあるんですけどボカーンってならない!
ゼロ戦の戦闘シーンはわざと描いてないにしても、夢の中ですら何も爆発しない!これはいけません。



2.主人公がいけすかない

イケメン・淡白・富裕層という一切感情移入の出来ないキャラクターですね!
せめてデブムキムキであってくれれば良かったんですが、これも願いかなわず。
もちろんドイツに視察に行った時も、日本人を下に見ているドイツ人に銃をぶっ放すこともせず。一体なんなんでしょうか。



3.キスシーンが多い

映画と言うのはそもそも現実世界では見れないものが見れるものだったはずですよ。
嘘みたいな恋も映画の中だと許される!その点では僕はジブリの映画を高く評価してたですよ!
何故なら現実で「こういう恋がしたい!」って言ったら「寝言言うな」って言われるような恋愛ばっかり描いてきたからですよ!
ex)『天空の城ラピュタ』『耳をすませば』『もののけ姫』『崖の上のポニョ
そこに対しては厚い信頼を置いていたのになんですか今回は!
キスばっかしやがってからに!そんなもん日曜日に繁華街歩いていればそこらへんで見れるわ!
何が悲しくて大画面でキスばっかしてるアニメを、しかも髭モジャのおっさんの声で観なきゃいけなんだ!全く!



・・・まぁ大きく言うとその3つが原因ですね。
かといって戦争をメインに描かれると引くというか悲しくなるのでそれも嫌なんですが、
「戦闘機の設計図を書かないと死ぬ」とか「戦闘機を5000機作ったら奥さんの病気が治る」とかそういう設定があれば良かったですね。(何の話だ)


<補足等>
・カプセトロラレローニみたいな名前の人と最後に会って力強く握手して終わるものだと信じてた・・・あの人死んでんのね!
・少年期の純粋で真っ直ぐな姿を観てたから、大きくなっていきなり酒焼けかと思う位声がゴワゴワしたのびっくりしたな・・・
・真面目なこと言うと、夢と現実のシーンの作画の雰囲気をもっとはっきり分けて欲しかったなーと思う
・内容的なことじゃなくて、視覚的にも「夢を見ているような感覚になるアニメ」が大好きなので
・「映画は感情移入して観るべきだ!」なんてことは言わないし、全く感情移入せず観る人もいるのは知っている(どちらが正しいなんて言及もしたくない)んだけど、自分はどうしても感情移入出来た方が面白いと思える人間なんだなと改めて感じた
・奥さんとのシーンはキスシーンが多いということを除いたとしても全然グッと来るシーンがなかったんだけど、それでもあの奥さんは不憫に感じたヨ


H&Mも出なさそうだし爆破シーンもなさそうなのに『かぐや姫』は結構期待してます!



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